111028 子どもたちと共に創り上げた学習発表会を終える

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    gakugei2

    10月29日(土)。学習発表会が無事終わった。
    担任として6年ぶりに臨む学習発表会だった。
    行事、大好き!という先生方が多いだろうが、正直、わたしは「学習発表会」とか「運動会」とか、大きな行事が好きじゃない。
    なぜなら、面倒だから(苦笑)。
    わたしにアイデアがない。
    で、見栄っ張りなわたしは、やるならすごいのをやりたい。
    だから、そんなことにエネルギーを費やすなら、普通に日々の授業を充実させたい。
    そんな、(いつもながら)極端な考えだ(笑)。

    でも、当たり前だけど、「学習発表会」があるわけで。
    もちろんだけど、あるなら積極的によりよく使いたいわけで。

    そこで、以下のように考えた。

    ・ 最低限の時間だけで行いたい(学習発表会だからといって他の授業時間をつぶしたくない)
    ・ 子どもたちが「創る」学習発表会にしたい
    ・ とはいっても、丸投げではなく、しっかりと子どもたちのサポートをしたい

    わたしが担任する学年は、5年生。
    6年生がフィナーレを飾る「劇」とだいだいは決まっているので、5年生は「劇」ではないものを選択。
    最近の自分のブームとしては、和太鼓あたりに興味がある。
    各周辺地域を探せば、和太鼓の団体が存在するだろう。そこの協力を得て、和太鼓演奏というのは一度やってみたいアイデアである。

    が、今回は、ぜひともパートナーを組んでいるtakefumieさんの指導技術を最大限に生かして「体育表現」を前面に出したいと思った。
    実は、takefumieさんがいらっしゃってから、本校の5年生の演技は「体育表現」のようなものが主流になってきている。
    それそのものはすばらしいのだが、そこはそれ。少しひねくれているわたしである。単なる「体育表現」にしたくなかったわけである。もちろん、過去の5年生の学習発表会の内容の差別化を図りたかったねらいもある。

    そこで考えたのが「体育表現」と「体育表現」の間にストーリーを組み合わせるというもの。
    これは大昔から考えていたストーリーだ。その頃は、スーパーマリオブラザーズがヒットしていた頃なので(そんな昔の話かい!というツッコミ)、ピーチ姫を救出するという「目的」のもと、各ステージ(大縄跳びとか、跳び箱とか、マットとか)をクリアしていくというものだった。
    これを、今に、生かせないか。
    考え出したのが、最近映画化された「忍たま乱太郎」を持ってこようというものだった。

    ここで、ピーン!と来た人!
    あなたを「あべたかROOMマニア」として認定します。
    夏休みの頃から、わたし、ブログやTwitterで「忍たま乱太郎」ネタを「教材研究」と称していくつか発しています。
    それはすべてこの学習発表会につながるのでした!

    ととと、本題。
    そこまでは、決まったのだが、あとは「なんとなく・・・」(笑)。
    わたしのいつものパターン。
    わたし、自分で言うのも何だけど、大枠や概要を考え出すと、ほぼ自分の役割を終えている(笑)。
    あとは、「いい加減」「なんとなく」で過ごしてしまう。
    そこが、自分自身が一流の実践家になれないところ。
    わたしが東北青年塾などで講師としてお招きする方々は、本当に、アイデアと実現すること、そして、継続することの努力や工夫、緻密さ、計画性などが秀でている。わたしは、そのあたり、すべて「なんとなくなるからいいや」ですませてしまう。
    このように書いていても、それでいいやって思っている自分がいる(笑)。

    ここらあたりで、パートナーのtakefumieさんに投げてしまってるわたし(笑)。

    いやぁ、完成までハラハラドキドキでした。
    なにしろ、校内発表会前日が、初めての通し稽古。
    その時の通しがメチャクチャ(笑)。何しろ初めてなのだから、子どもたちが戸惑うのが当たり前。
    また、わたし自身わかっていなかった。舞台下手と上手の移動の混乱。
    その時に、臨時対応し、翌日の校内発表会。
    しかし、子どもたちは力を思い切り発揮し、なんとなくいい感じの校内発表会に。

    そして、3日間で、技や流れが洗練され、ピリリと引き締まった学習発表会当日。
    担任だから言うわけではないし、別に、他の学年と競っているわけではないけど、他の学年に負けない子どもたちの生き生きとした演技だったと思う。
    子どもたちには
    「練習以上の力は本番には発揮できないんだよ」
    と話していたんだけど、この子どもたちは「練習以上の力を本番で発揮できる」力を持っている。
    感服した。


    進め方としては、
    ・ 子どもに任せるところ
    ・ 子どもだけでは考えつかないところ、整理できないところ→つまり教師が整理するところ
    の線引きが難しい。
    一番の理想は、子どもたちに全て任せることである。
    しかし、全体を見る目、時間を考えての進行、お客さんの期待値などを考えると、全てを任せられない。
    任せることで、子どもたちに恥をかかせてしまう。

    そういうところでの「ファシリテーション力」が試されているんだなと感じた。

    意識して、子どもたちの話し合う時間を多く取った。ここでどれだけ、気持ちや考えの共有ができるかが大切だと考えたからだ。
    IMG_2923

    IMG_2932

    練習途中に、子どもたちは悩み、ぶつかり、いろいろと出来事があった。
    しかし、それら全てが学習発表会当日に「昇華」された。

    gakugei1

    何度も、学習発表会の指導を重ねてきたけど、私の経験の中では、一番、子どもに任せて創り上げることができた学習発表会だったと思う。
    もちろん、先に書いたように、自分のいい加減さが原因で、子どもたちやtakefumieさんに迷惑をかけたところがたくさんある。
    また、もっと子どもの力を引き出せる先生であれば、子どもたちをもっと信頼し、子どもにもっと任せることができるのかもしれない。そこは、これからのわたしが勉強する部分だ。

    とにかく、今の自分の技量では、大満足の学習発表会だった。
    ひとえに、takefumieさんのサポートがあったからである。
    わたしは本当に、すてきなパートナーに恵まれている。
    だから、毎日、楽しく生活できてるんだな。

    この休日を楽しく過ごそう!



    コメント
    私の学校でも3学期に学習発表会があります。そのヒントを探していたら先生のブログを見つけました。協同の学びの中で子どもたちが創り、表現していく学習発表会。素敵です。私も実践初心者です。また色々と学ばせてください。(^_^)/
    • さとりえ
    • 2013/01/07 2:49 PM
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